投資だけではないシークエッジ

介護事業にも積極的な白井一成代表

株式会社シークエッジは、投資や貸金を中心とした業務を行う会社です。オフィスは東京と香港にありますが、本社業務としては、南青山にある東京オフィスで行っているようです。創業は古く、1958年になります。
この株式会社シークエッジは様々な事業を展開しているのですが、投資とは少し異なる事業にも力を入れているようです。というのも、社会福祉法人善光会を立ち上げているのです。シークエッジの創業者で、白井一成の父でもある、白井辰巳氏の長年の夢であった介護事業の分野での社会貢献を現実のものとしたのです。
ただ、この社会福祉法人善光会の立ち上げは投資という形ではなく、寄付という形をとっています。これは、介護事業による社会貢献、あくまでも利益のためではないということではないでしょうか。それだけ介護、社会貢献に強い思いをもっていたということになるのではないでしょうか。
実際に、社会福祉法人善光会は多くの拠点を持ち、なかでも東京都大田区東糀谷にある複合福祉施設サンタフェガーデンヒルズは国内でも最大級の福祉施設となっています。特別養護老人ホーム、障害者支援施設、介護老人保健施設といった複数の施設を一つにしたものです。サンタフェガーデンヒルズを皮切りに、東京都大田区を中心にいくつもの福祉施設をつくっています。
2005年に法人の設立が認可され、2007年にはサンタフェガーデンヒルズが開業しています。その後は、認知症対応型グループホームや特別養護老人ホーム等を次々設立しているようです。

【イチオシサイト】
→→白井一成(@shiraikazunari)さん | Twitter

株式会社フィスコの大株主

白井一成率いる株式会社シークエッジ

株式会社シークエッジと聞いても、その社名にピンとくる人は少ないかもしれません。ですが、白井一成という名前であれば、どんな人であるかは知らなくても名前だけは聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。株式会社シークエッジの代表取締役なのです。
株式会社シークエッジは1958年に創業60年にもなる投資を行う企業です。ですが、有名なのはどちらかといえば株式会社フィスコかもしれません。というのも株式会社フィスコは個人投資家向けにさまざまなサービスを提供しているのです。ですから、投資を行っていたり投資に興味があるという人なら知っている会社ということになります。株式会社フィスコの高度で専門性の高いサービスが人気となっていることから、認知度も高くなっているのです。そのため、個人投資家であれば、一度は耳にしていることがあるのではないでしょうか。個人投資家でなくても、金融情報端末だけでなくヤフーなどのポータルサイトにも情報を提供しているため、企業名だけは知っているという人もいるかもしれません。
株式会社シークエッジと株式会社フィスコはグループ企業という関係にあり、株式会社シークエッジが株式会社フィスコの大株主となっているのです。株式会社フィスコは1995年の設立で、インターネットを通じて投資情報を提供するサービスを行っています。
2008年のリーマンショック後には、2010年に株式会社シークエッジが筆頭株主となり、子会社の解散や株式譲渡、また、吸収合併等を行い事業の再構築を行っているようです。

巨額負債からの再生

白井一成氏の書籍

現在は株式会社シークエッジの代表取締役として、手腕をふるっている白井一成氏ですが、父親から経営権を受け継いだころはかなり大変だったようです。26歳で経営権を受け継いでからは、不良債権や不良資産などで、当時は1600億円もの借入金があったそうです。
もちろんこういった状況であれば、社内の組織もガタガタでしょうし、かなりの経営危機であるということが言えますよね。そこから経営知識を勉強したり、外部のコンサルの力を借りたりしながら状況を何とかしようと努力をしていたようです。結果として、貸付債権を売却し、店舗や社員は外資に引き継いだようです。
結果として資産、負債がゼロになり、再スタートを切ることができるようになったそうです。そこから、受け継いだ会社を企業グループとして成長させ全体の経営にも携わり、さらには亡き父親の夢でもあった福祉事業へも参入も果たしているのです。これは、夢や理想を途中であきらめずに「絶対に実現させる」という信念のもとに進んだ結果ということが言えるのではないでしょうか。もちろん、ひとりではなく仲間と共に思いを共有するというのも大切なポイントなのかもしれません。
この努力があったからこその今なのかもしれません。途中であきらめていれば、現在はありませんよね。一般的には二代目が引き継ぐとなるとあまり評価のよくない場合が多いのですが、かなり勉強と努力をされているようです。
現在に至るまでどのように歩んできたかを「企業進化ダイナミズム」という本にされています。経営や再建といったことに興味のある方であれば、興味深そうな本ではないかと思います。一度読んでみるのもいいかもしれません。

株式会社シークエッジの歴史

現在の代表は白井一成

株式会社シークエッジは、大元をたどれば、1958年に丸福電話店として当時の大阪府布施市、現在でいう大阪府東大阪市に白井辰巳氏が創業した会社です。10年後の1968年には株式会社丸福が設立され、1975年に株式会社マルフクが設立されています。1977年には関東に進出し、さらには、東海地区、中国地区、九州地区と全国に進出していきます。1986年には事業持株会社である株式会社善光を設立したそうです。
創業者である白井辰巳氏が亡くなったことにより、その息子である白井一成氏が後を継ぐ形で株式会社善光の代表取締役に就任することになります。ですが、状況はあまりよいものではなく、総額1000億円を超えるほどの負債を抱えていたそうです。
その後は、経営の立て直しのために、さまざまな努力を重ねたようですが、2002年には営業の大部分をディックファイナンス株式会社に譲渡。全国の150を超える営業所も閉鎖もしくは売却されています。その後、2003年にマルフク事務代行をマルフクの資産管理を行っていた株式会社善光に吸収合併させています。2006年には新規の融資の受付を停止し、2009年には貸金業を廃業することになったのだそうです。
株式会社善光はその後、株式会社シークエッジとなり、多くの企業をグループ企業とする大きな企業に成長していくことになります。
貸金業を行っていた株式会社マルフクは株式会社ヴィラージュ・キャピタルと名称を変更し、現在も営業を続けているそうです。もともとは電話加入権を担保に貸金をしていたのですが、携帯電話の普及で固定電話が少なくなったことで事業の継続が難しくなったのかもしれませんね。

個人投資を始めるなら

株式会社フィスコと白井一成

個人投資家になるためには、それなりの情報が必要となります。その投資のための企業情報を扱っているのが、株式会社フィスコです。これは、投資に興味のある人や、個人投資を行っている人であれば、知っている会社ではないでしょうか。
特に個人向けの投資に関連する情報を、インターネットを通じて配信している企業です。企業レポート等は無料で公開されていますし、株の買い時、売り時を自動で予測するシステムもあるようです。個人投資を行うにあたっては、この買い時、売り時が一番難しいですから、こういった情報でサポートを受けることができるようになっているのは、心強いのではないでしょうか。
基本はインターネットを通じた情報やメールマガジンの配信となっているようですが、書籍も販売しているとのこと。企業情報等をまとめたもので、シーズンごとに販売されているようです。会員専用の情報等もあるそうなので、情報を利用したい場合は、会員登録しておくといいかもしれません。会員登録において料金は必要ないようです。
書籍に関しては著者に白井一成の名前があります。個人投資家ではあれば、一度は聞いたことのある名前ではないでしょうか。実は、株式会社フィスコの大株主であるシークエッジインベストメントインターナショナルリミテッドの代表なのです。もともとは親会社だったのですが、平成28年に株式を一部売却し、筆頭株主となっているようですね。株式会社マルフクの事業不振による大きな負債をゼロにして、現在のシークエッジに再建した経歴は書籍にもなっています。こういった経緯もあって、金融業界では知られた人物となっています。